■10月ノ抄(特別編)           2008年10月29日

 

 

 

 

 

 

 

※ 注 意 ※

今回の朔作品特別編についてですが、とある方よりリクエストがありました。

ちょっと(?)鬼畜に走る犬です。

なので不快感を持たれる方(または可能性のある方)は

ここから先を読まれることをお勧めいたしません。

また、苦情等につきましても一切受け付けません。

(まだまだぬるいぞ!ということについては・・・ ^^; )

 

以上をご理解の上、お読み下さい。

 

K様のご希望に添うこと祈りつつ・・・

 

 

でも、愛はてんこ盛り・・・予定()

 

 

 

 

 

 

 

 

狐 疑 3   − こ ぎ −

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かごめの躯は犬夜叉の鋼の肉体に貼り付けられたまま、

幾度と無く貫きを繰り返す律動の末、

やがて、床へと降ろされ

再び更に激しい進退の後、

闇夜の静寂の如く静まり返った。

 

自分の意識は多分その瞬間飛んでいた。

 

朦朧とした意識の中、

犬夜叉が一瞬息を呑むかのように

眉間に皺を寄せ、

そして深く深呼吸したまでは薄れいく意識の中でも

朧気ながらに覚えている。

 

だが、次の自分に気づくまで時間がかかったことは

「今の自分」を理解するまでわからなかったことを考えれば

気を失っていたことは確か。

 

 

「あ・・・何?何これ?!」

 

 

かごめのリュックの中に収めされている荷物など

長い旅の間、仲間の誰しもが知ること。

 

犬夜叉は荷物から荷造りにも何にもあれば便利だと

さんざ聞かされたいたビニールで編まれた縄を

かごめの柔肌へと絡ませていた。

 

1cmほどの縄は決してかごめの肉体を傷つけることはないにしても

その肢体を思うがままの形へと固定するには充分な力で彼女を拘束している。

 

いや、一番拘束しているのは彼の支配欲。

 

肉欲。

 

愛欲。

 

 

 

そして、その根底に潜むは・・・・

 

 

 

 

 

「や・・・やだ!やめて!」

 

 

つい先まで親指だけを奪われていたかごめの躯。

 

それは次の瞬間には奇妙とも言える形へと変貌していた。

 

両の腕はいつの間にか後ろ手に縛られ

露になった乳房を取り巻くかのように

縄を食い込ませている。

 

その縄の行く末は足元まで及び

ちょうど足を折った形にと

それぞれの太ももと足首をひとつにと巻き上げていた。

 

その姿は恰も羽根を押さえつけられた蝶の如く

白い肌に軟く括られた縄が艶かしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やだ!嫌よ!犬夜叉!」

「いい眺めだぜ?」

 

口角をわずかに上げ、微笑む犬夜叉は

動くことままならぬかごめの肢体をじっくりと視姦する。

 

その目つきはまさに捉えた獲物の周りを徘徊する野獣そのものだった。

 

食い込んだ縄によってさらに膨よかさを増した

かごめの乳房のもっとも鋭敏な部分、

その頂点を軽く摘む。

 

 

「あ・・・!」

 

 

縄のせいか神経までそこに集中するかのように

感覚が思った以上に鋭くなっているのを

見逃さない犬夜叉は更に爪弾き

その蕾を何度も弾く。

 

その度にかごめの口から毀れる息は

とてつもなく熱い。

 

 

犬夜叉はかごめの躯の上に覆いかぶさると

両の乳房に手をかけ

その感触を己の頬にと挟むかのように

顔を宛がい、

じっくりと揉み上げた。

 

その度に漏れる吐息。

乳房と乳房の間に拭きかかる犬夜叉の荒い息遣い。

 

その感触を何度か味わった後、

徐に片方の蕾を食らいつくかのように

大きな口で被りつく。

 

そして、吸い上げる。

 

 

「ああ!」

 

それでもなお、空いているもう片手は乳房から離すこともなく

幾度も幾度も揉み上げていた。

 

やがて、足をも自由を奪われていたほうへと

犬夜叉は目をやった。

 

膝に手をかけ、

さらに大きく広げると

普段日の目を見ることのない

かごめの『女』の中心が熟れた石榴のように

赤々と艶やかに色づき

ひきついていた。

 

 

犬夜叉は赤々とした花弁にゆっくりと指を差し込む。

先にと放った液とかごめの透明な蜜を絡め取るかのように

何度も何度も指を出し入れし

その度にのたうつかごめの様子を眺める。

 

 

「嫌よ!やめて!犬夜叉!!」

「嫌がる割には『ここ』は随分喜んでいるようじゃねぇか?」

 

 

出し入れする指の数が一本、二本と増えていく。

 

かごめの中から溢れる蜜は犬夜叉の指を伝い

床へと流れ落ちていく。

 

 

「あぁ!・・・あん!」

 

 

淫猥な水音。

流れ出る愛液。

 

 

やがて、犬夜叉はいつの間に仕込んできたのか

リュックの陰から

一本の竹の筒を取り出した。

 

犬夜叉は中にある液体らしきものを口に含むと

縄が食い込み

普段より張り出している乳房の中心へと

唇を寄せた。

 

 

「・・・!」

 

 

その液体が口移しにかごめの蕾に触れた瞬間

それが何なのか理解した。

 

 

・・・お、お酒!

 

 

「い、犬夜叉!」

「さっき、村で貰ったのを少しばかり別に拝借してきた。」

「何を・・・。」

「酒ってのは、何も口からだけじゃないんだせ?いや、他の口っていう意味では・・・。」

 

 

そういうと犬夜叉は再度口に含ませた酒をかごめの蕾、

両方へと濡らした。

 

ついた先から、じんじんと熱くなっていく肌。

火照るどころか、

そこは本当に火が灯されたかのように

やけに熱く感じる。

 

 

「やだ・・・!嫌よ・・・!」

 

 

そんなかごめの涙目の懇願も耳に入る様子はない。

 

やがて、犬夜叉は脇に立てかけていた鉄砕牙を持ち出すと

竹筒の中の液体、酒をたらり、たらりと竿へと流し始めた。

 

鉄砕牙の鞘は酒にしっかりと浸る。

 

 

それが終えると犬夜叉は床にと転がされたかごめを見つめる。

 

 

――――何?何する気?!

 

 

「こっちの口はこれで・・・」

「!!!!」

 

 

そういうと犬夜叉はかごめの秘所へと鉄砕牙の鞘を

ゆっくりと押し込んだ。

 

 

「やだ!い、挿れないで!そんなの挿れないで!」

「随分奥まで入るもんだ・・・。」

 

じわじわと飲み込ませるように差し込んでいく鉄砕牙の鞘。

 

犬夜叉の『それ』とは異なるものの感覚に

かごめは涙を流し始めた。

 

だが、それ以上に異様な感覚が支配し始める。

 

熱くなった乳房。

酒に浸った自分の中に押し入ってくる鞘。

 

時間が経つにつれ、熱く狂おしく疼き始める。

 

 

「あ・・・や・・・、犬夜叉・・・!」

 

 

目が溶けたようにとろりと涙目に

そして、朧気になり、

快楽の深遠へと落ちていく。

 

 

――――わかっている。

――――犬夜叉が自分をどこまでも愛していることはわかっている。

 

 

ここで身悶えするする自分は

例え、犬夜叉の手によって落とし込まれたとしても

やはり、見られたくないほど恥ずかしくもあり

このまま、どこかに消えてしまいたい。

 

だが、それを見ることも犬夜叉の中で望んでいる

もうひとつのかごめへの愛の形。

 

 

「挿しただけじゃ足りねぇだろ?」

 

 

そういうと犬夜叉はかごめの秘所に差し込んだ鉄砕牙に手をかけた。

 

ゆっくりと鉄砕牙を引き抜く。

鞘はそこに留まったまま、鉄砕牙だけを引き抜く。

 

鉄砕牙を半身程引き抜いた後、

犬夜叉は、にたり・・・とほくそ笑んだ後

勢いよく鉄砕牙を鞘へと戻した。

 

 

「ああぁん!」

 

 

柄と鞘が当たる振動がかごめの酒に浸った秘所を通し、

女の宮へと通ずる道に振動を与える。

 

 

「結構、いい感じなんじゃねぇか?」

 

 

そういうと、もう一度、鉄砕牙を引き抜いては

あえて音を立てて鞘へと戻す。

 

その度にかごめは縄で拘束され、

最低限の身動きしか出来ない中、

必死に声を上げながら身悶えた。

 

 

「なかなか、感じていそうだな?」

「あ!・・・ああぁ!・・・う・・・!」

「だが、これじゃ、俺のがどうしようもないよな?」

 

 

やがて、引き抜かれた鉄砕牙は酒とは違う液に塗れぼそっていた。

 

 

酒によって普段の数倍も敏感になった部分は

犬夜叉を求めて止まない。

 

 

犬夜叉はあえて問う。

己自身をかごめの茂みの上にと宛がい、

隆々とした一物をかごめに見せ付ける。

 

「欲しいのか?」

「・・・・。」

「欲しいのかって聞いてるんだよ。」

「・・・犬夜叉ぁ!」

「言わねぇと・・・。」

「・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【後書】

 

・・・でもって、しつこいようですが、まだまだ続きます。

リクエストのひとつ「緊縛プレイ」編。

さて次は何にしよう。

 

毎度ぬるくてすみません><

 

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梶(NHはなままを改めました)