■11月ノ抄(特別編)           2008年11月28日

 

 

 

 

 

 

 

※ 注 意 ※

今回の朔作品特別編についてですが、とある方よりリクエストがありました。

ちょっと(?)鬼畜に走る犬です。

なので不快感を持たれる方(または可能性のある方)は

ここから先を読まれることをお勧めいたしません。

また、苦情等につきましても一切受け付けません。

(まだまだぬるいぞ!ということについては・・・ ^^; )

 

以上をご理解の上、お読み下さい。

 

K様のご希望に添うこと祈りつつ・・・

 

 

でも、愛はてんこ盛り・・・予定()

 

 

 

 

 

 

 

 

狐 疑 4   − こ ぎ −

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かごめの下腹部のさらに下にと艶やかにある茂みに

宛がわれた脈打つ赤黒い肉塊。

 

 

「どうした?」

「・・・っ」

 

 

目尻には僅かに揺れる雫。

 

 

犬夜叉の目に留まらないはずもないその輝きを

あえて確認するかのように

そっと口付ける。

 

 

「・・・ぁ・・・。」

 

 

かごめの口から毀れ出る小さな声。

 

己の顔に触れた唇はいつものように優しく感じる。

だが、それは解放を意味するものではなかった。

 

 

「その口も使えるんだったよな?」

「え?」

 

 

犬夜叉は徐に立ち上がり、

かごめの頭のほうへと回り跪く。

 

 

「い、犬夜・・・、・・・んぐ!」

 

 

つい先ほどまで下腹部のほうにあった

犬夜叉の腰がいきなり自分の顔の真上にきたかと思うと

そのまま跨り

熱く脈打った肉棒をかごめの口へと押し込んだ。

 

 

「歯立てるなよ?」

「・・・はん!・・・むぅ・・・ふ・・・!」

 

 

何度か経験のある行為ではあったが

体をきつく締め付けられ身動きままならない姿勢のまま

銜えこまされた犬夜叉のそれは

かごめの息継ぎを阻む。

 

 

「んん!・・・ふぅ!・・・ん!」

「・・・あ・・・はぁ・・・。」

 

 

かごめの必死の息継ぎは必然的に肉棒を吸い込むこととなり

その度に犬夜叉は悦へと浸り

その感触を存分に味わうかのように

ゆっくりと腰を揺らす。

 

 

「う・・・!むぐ・・・!ん!ん!」

「あ?・・・ちょっと苦しかったか?」

 

 

言葉の割には満足気な面持ちでかごめを見つめた。

 

ゆっくりと己の自身を引き抜く犬夜叉。

 

 

「は!・・・はぁ!」

「もう充分か?」

「・・・え?」

「そのまま、次もしっかりやれよ?」

 

 

犬夜叉は体をわずかにずらし、

かごめの唇に肉棒の根元を押し付けた。

 

 

「あ!・・・はむ・・・むぅ・・・!」

「・・・ほら・・・ちゃんと片方ずつ・・・。」

 

 

硬い肉塊とは全く異なる感触が

かごめの口いっぱいに頬張らせられる。

 

どこか弛みさを感じる皮膚の中の更に奥の塊を

片方ずつ口にしては舌を使い、

転がし、吸い、舐め上げる。

 

 

「い、・・・いい・・・。かご・・・。」

「ふ・・・むふ・・・ん・・・!」

 

 

 

 

 

もっと

 

 

もっと、してくれ

 

 

 

 

そう言わんばかりに更に腰をずらす。

次に待ち受けるは

今まで触れることさえなかった犬夜叉の芯のずっと奥。

 

窄まった皺さえ舐め上げて欲しいと無言で求める犬夜叉に

ただ傅(かしず)くしかないかごめは

必死に舌を使い、その求めに応えることしか出来ることは無い。

 

 

慣れない部位を如何様にし

行為を成し遂げるのか。

 

そればかりを考えつつ

身動きのままならない体位のもと

唯一残されている口と舌を駆使し

彼が求める応えを探るが

肝心の彼の表情を見て取ることは出来ない。

 

しばらく、その行為を続けた後、

やがて犬夜叉の手がかごめの肉体に食い込む縄へと伸びた。

 

 

「あ・・・犬・・・。」

 

 

はらり・・・と床へ落ちる縄。

己の肉体を戒めていた呪縛から解放される瞬間。

 

 

今、自分の肉体は自由となった。

 

いっそ、このまま彼の元から去ることも出来たはず。

 

しかし、本当の呪縛はそこではない。

 

じっと見つめる黒い瞳の男、犬夜叉。

 

 

「い、犬夜叉・・・。」

「・・・・。」

 

 

縄を解いた後も彼は無言のまま

横たえたかごめの体から離れることは無かった。

 

再び、かごめの顔に腰で覆うように被さり

隆々とした逸物を口へと宛がう。

 

 

「んんん!・・・むふ・・・ん・・・!」

 

 

己の自身をしっかりと銜えこんだのを確認するかのように

視線を落とした後、

今度は床に敷かれた白く細い体に覆いかぶさるかのように屈みこみ

膝を割り、顔を埋める。

 

かごめの花弁を指で開き

更にその奥へと手を伸ばす。

 

そこにあるは、酒の匂い、

そして先に放った精臭と蜜壷から溢れ出す透明な液。

 

 

自分からの一方的な行為が一転し

今度は彼自ら

己の中心を舌で弄(まさぐ)るかのように愛撫し始めた。

 

 

「あ・・・!ふ・・・んん・・・っ!」

 

 

時として銜えこんだ逸物が口から離れ

思わぬ喘ぎが毀れだす。

 

 

 

蜜壷の奥

酒で殊更敏感となった肉壁

滑り込んでくる舌の感触

執拗に蠢く指使い

 

 

 

沸点へと

臨界へと

 

上り詰めていく悦。

 

 

「ああ!いや!・・・ああん!」

 

 

 

・・・もう耐えられない!

 

 

「犬夜叉!犬夜叉ぁ!!」

「あ?」

 

 

かごめの叫ぶ悲鳴にも似た

己の名を呼ぶ声にようやく応えた彼は

体を起こし、かごめを見つめる。

 

かごめの目尻から流れ出す雫を知りつつも

次に出る言葉を待つかのように

かごめを見下ろした。

 

 

「・・・どうした?」

「い、犬夜・・・叉・・・。」

「・・・・。」

「・・・い、犬夜叉ぁ・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

かごめの口から発する言霊の中に

彼の求めた応えはあったであろうか。

 

 

犬夜叉は静かに次に出るかごめの言葉を待つかのように

 

じっと見つめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【後書】

 

・・・ほんと長い夜ですね〜(^^ゞ ・・・まだ続きます。

せめて年内には終わらせたいと思って・・・(もにょもにょもにょ)

いえ、誰が一番楽しんでるかって

書いている自分です^^;(コラ)

 

毎度駄文にお付き合いくださいまして

本当にありがとうございます><

次回こそ!次回こそ最終回を・・・!!!!

 

 

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梶(NHはなままを改めました)