■8月 朔                        2010年8月10日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「このままじゃ、口が寂しいよな?」

「や・・・、犬夜叉ぁ・・・」

 

 

跨った犬夜叉は真下で頬を高揚させ、

潤んだ瞳で見つめるかごめを見下ろした

 

「そいじゃ、ちっと・・・」

「?!」

 

犬夜叉は体を回すと、徐にかごめの口の中に

己の逸物を挿し込んだ

 

「奥までしっかり飲み込むんだぞ」

「うぐ!うぅっ!」

「下の口は俺がたっぷり味わってやるから」

 

そういうと犬夜叉はかごめの足を大きく広げ

赤々にと染まった蜜壷へと口付けた

 

蜜壷からは透明な液が太股を伝って床を濡ら程

その様子に犬夜叉は卑猥な水音を立てながら

執拗に舌を駆使して花弁の核を際限なく貪った

 

「ん!んぁ!ああ!犬夜叉!」

 

あまりにもの攻めにかごめは犬夜叉の逸物を口から出し

泣き声にも似た声で必死に犬夜叉の名前を呼んだ

 

「犬夜叉!やだ!もうやめて!ああん!」

 

犬夜叉の舌の動きにかごめの下腹部は

まるで噴火前、溶岩を噴出さんとする山のように

何かが弾けそうに感じ、その感覚に恐れを覚え

犬夜叉の行為を止めんと必死に声を上げた

 

「感じてるんだろ?かごめ」

「や!・・・そんなにしちゃ・・・なんか変な感じ・・・なのよ・・・。やだ・・・」

「・・・・・・」

 

これ以上何が出るのか

知識の薄い犬夜叉には理解出来なかった

が、しかし

かごめは快楽という沼に溺れるかのように

息を荒げ、涙目になりながら己の名を呼び叫ぶ

 

 

――――かごめの体は俺以外誰にも感じさせねぇ!

 

 

犬夜叉は再び体位を戻し、真正面にかごめの顔を捉えると

深い深い口付け、舌を捻じ込んだ

 

「お前は俺以外に感じちゃいけねぇ」

「何言ってるの?犬夜叉」

「お前を他の誰にも・・・・・・」

 

そう言い掛け、犬夜叉は己の熱く昂ぶった逸物を勢いよく、

かごめの中心へと貫いた

 

「あ!やぁ!・・・ああん!」

「・・・は・・・はぁ・・・く・・・!」

 

激しく行交う熱い杭

濡れそぼった結合の部位が泡立つほどに

それは激しく律動を繰り返した

 

「い・・・犬夜叉・・・」

「なんだ、かご・・・め・・・」

「お願い・・・、縄を・・・紐を解いて・・・ああん!」

 

かごめの乳房を挟むように結ばれた戒め

犬夜叉の起こす律動に同調し激しく揺れ動く

 

「お願い・・・!犬夜叉!」

「・・・・・・・」

 

懇願するかごめの声

 

紐を解くなど簡単なこと

だが、本当に戒めたいのは

かごめの全て

 

心も体も全て・・・・・・

 

「・・・て、やらねぇ・・・」

「え?」

「解いてなんてやらねぇ!」

 

犬夜叉は括られた乳房に被りつき貪った

殊更早く腰の進退を繰り返した

 

蜜壷の最奥をものすごい勢いで突き始め

かごめの声は更に高い声となった

 

止められない

もう抑えなど効きはしない

 

犬夜叉はかごめの体にしがみ付き腰を振り続けた

締め付ける感覚が頭の奥でうねりを上げて響き渡る

 

「俺のものだ!俺だけのものだ!」

「あ!いやぁ!あああ!」

 

 

 

 

 

一瞬の声の後、かごめの口から喘ぐ言葉を聞くことはなくなった

 

それとなく見てみると

瞳を閉じ気を失っているようだ

 

強い締め付けがあった気はしたが

何分無我夢中でかごめの体に突き上げていた犬夜叉は

かごめの体力を考える余裕もなかったのだろう

 

だが、だからといって止めるつもりは毛頭なかった

 

犬夜叉は力ないかごめの体を自分の思うような体位へと替え

腰を揺らし始めた

 

「かごめ・・・!かごめ・・・!!ああ・・・っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【後書】

 

かごちゃん、潮吹き寸前(笑)

続きます・・・

 

 

 

 

 

 

宣伝ですが、今回初めて小説をオフ本として発行いたしました。

原作最終回後の二人を描いた作品です。

・・・当然、禁付です。よろしければ是非・・・♪

 

http://mosoyakyoku.web.fc2.com/20091122-ivent-joho.html

       梶